- 牛首紬 藍の鰹縞 -

 牛首紬の先染め縞の中でも、印象深い「鰹縞(かつおじま)」。
鰹縞は、鰹の体色が背から腹にかけて段々薄くなっていくように濃い色から薄い色に変化を付けた縞文様のことです。牛首が生まれた白峰では、古くから藍で染めた着物が多く残っています。これは、染料に使用する藍に防虫の効果や消臭の効果あるとされていたからです。当館資料室にも藍で染めたお着物が多く貯蔵されています。
 時代を超え、先人達が粋に着こなしたこの柄は、牛首紬にとって代表柄の一つとなりました。










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